2026/07/10 10:26



ゴルフを始めたばかりの方から「ウェッジって何を買えばいいの?」という質問をよくいただきます。

ウェッジは種類が多く、ロフト角だけでも48度から60度まで幅広い選択肢があります。しかし、初心者がいきなり何本も揃える必要はありません。

まず2本から始める。

それが、スコアアップへの最短ルートです。

この記事では、初心者が最初に買うべき2本のウェッジの選び方を具体的な考え方とともに解説します。ロフト角・バウンス角・ソール形状の基本については、ウェッジ 選び方|初心者が知っておくべきロフト角・バウンス角・ソール形状・ネック形状の基本で詳しく解説しています。




■ まず、自分のアイアンセットを確認する

ウェッジを買い足す前に、まず自分が持っているアイアンセットを確認しましょう。セットの構成によって、必要なウェッジの本数と番手が変わります。


PWまでのセット(最も一般的)
アイアンセットがピッチングウェッジ(PW・42〜46度前後)までの場合、PWより短い距離をカバーするウェッジが必要です。この場合、2本追加するのが基本です。


AW・SWが付属しているセット
アプローチウェッジ(AW)やサンドウェッジ(SW)がセットに含まれている場合は、まずそれぞれのフルショット飛距離を把握しましょう。SWより短い距離が必要な場面が多い、またはAWとSWの間に大きな距離のギャップがあると感じたら、追加を検討してください。


ただし、セットと異なるメーカーのウェッジを追加する場合は、打感や重量感の違いに慣れが必要です。まずは、練習場で十分に試してから本番のラウンドで使うようにしましょう。




■ 1本目:まず、バンカーを脱出できる1本を選ぶ

初心者がウェッジ選びで最初に解決すべき課題は、バンカーからの脱出です。

コースに出ると、グリーン周りのガードバンカーに入る場面は必ず訪れます。バンカーから脱出できないと、何打も叩いてスコアが一気に崩れてしまいます。ウェッジ選びの第一優先は、ガードバンカー脱出を確実にすることです。


おすすめロフト角:56度

バンカー脱出には56度のサンドウェッジが最もおすすめです。ロフト角が大きすぎず、砂ごとボールを安定して飛ばせるため、初心者でも扱いやすい番手です。54度も砂が硬いコースや距離を出したい場面で有効ですが、まず1本選ぶなら56度が最適です。


バウンス角は12度以上を選ぶ
バンカー脱出を確実にするためには、ハイバウンス(12度以上)を選びましょう。ソールが砂の上を滑ってくれるため、ダフっても砂に深く刺さりにくく、安定した脱出が可能になります。


ソールは幅広を選ぶ
幅広ソールはソールが芝や砂の上を滑りやすく、ダフリのミスに強いため、初心者に最適です。

56度の詳しい飛距離については、ウェッジ 56度 飛距離|ヘッドスピード・スイング幅別の完全ガイドで解説しています。




■ 2本目:距離のギャップを埋める1本を選ぶ

1本目の56度が決まったら、次は距離のギャップを埋める2本目を選びます。

考え方はシンプルです


PWのフルショット飛距離
 ↓
56度のフルショット飛距離
 ↓
その間の距離を埋める番手を選ぶ

例えばPWで100ヤード、56度で80ヤード飛ぶ場合、90ヤード前後をカバーする番手が必要になります。この場合、52度前後が候補になります。

自分のヘッドスピードと各番手の飛距離の関係については、ウェッジ 飛距離|ドライバーの飛距離から知る自分のヘッドスピードで詳しく解説しています。

各番手の飛距離については以下の記事を参考にしてください。

ウェッジ 48度 飛距離|ヘッドスピード・スイング幅別の完全ガイド
ウェッジ 50度 飛距離|ヘッドスピード・スイング幅別の完全ガイド
ウェッジ 52度 飛距離|ヘッドスピード・スイング幅別の完全ガイド
ウェッジ 54度 飛距離|ヘッドスピード・スイング幅別の完全ガイド
ウェッジ 56度 飛距離|ヘッドスピード・スイング幅別の完全ガイド
ウェッジ 58度 飛距離|ヘッドスピード・スイング幅別の完全ガイド
ウェッジ 60度 飛距離|ヘッドスピード・スイング幅別の完全ガイド




■ まとめ:初心者のウェッジ2本選びはこの手順で


①自分のアイアンセットを確認する
 ↓
②PWのフルショット飛距離を把握する
 ↓
③1本目:56度(バンカー脱出・ハイバウンス・幅広ソール)
 ↓
④56度のフルショット飛距離を把握する
 ↓
⑤2本目:PWと56度の間の距離を埋める番手を選ぶ

この手順で選べば、初心者でも自分に合った2本のウェッジを自信を持って選べます。




ショップオーナーより:2本から始めて、スコアを整える

ウェッジを何本も揃えることより、まず2本をしっかり使いこなすことの方が大切です。

バンカー脱出を確実にする56度と、距離のギャップを埋める1本。この2本があるだけで、コース上の「どうしよう」という場面が大きく減ります。

そして、せっかく選んだウェッジの性能を長く維持するために、フェースの溝をカバーで守る習慣も忘れずに。溝が傷つくとスピン量が変わり、同じスイングでも飛距離や止まり方にバラつきが出てしまいます。新しいウェッジを手に入れたら、ウェッジカバーもセットで揃えることをお勧めします。



[▶ 大切なウェッジの溝を守る。ウェッジカバーはこちら]



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