2026/07/13 12:32


ウェッジ選びで迷ったとき、多くのゴルファーが最終的にたどり着くのがボーケイです。

世界中のツアープロが20年以上にわたって選び続けてきたボーケイウェッジ。

その最新モデルが2026年に登場したSM11です。

この記事では、SM11の特徴とグラインドの選び方、そして100切りを目指すゴルファーへのおすすめセッティングを解説します。




■ ボーケイシリーズの歩み

ボーケイウェッジは、タイトリストのウェッジ職人ボブ・ボーケイ氏が設計したシリーズです。SM(スピンミルド)という名称が示す通り、スピン性能の追求がシリーズ全体のテーマです。

SM1から始まったシリーズは、モデルチェンジのたびにグルーブ形状・ソール設計・フェース処理を進化させ、SM11で11世代目を迎えました。毎世代、ツアープロのフィードバックをもとに改良が重ねられており、SM11はその集大成と言えるモデルです。




■ SM11の4つの特徴


1. 理想的なコンタクト
すべてのプレーヤーに、理想的なコンタクトを生み出すグラインドがあります。SM11は、ロフト・バウンス・グラインドの最適な組み合わせにより、溝の下から2番目から5番目の間での確実な打点と安定したパフォーマンスを提供します。


2. 正確な弾道コントロール
同じロフトであれば、すべてのグラインドで重心位置を統一。安定した打ち出し角と一貫した弾道・飛距離を実現します。スイングタイプやコースコンディションに合わせてソール形状を選べば、イメージ通りの弾道が常にブレません。


3. 最適なスピン(ボーケイスピンシステム)
新しいボーケイスピンシステムは、角度を持たせたフェーステクスチャー、ショットタイプごとに最適化された溝形状、より深く刻まれたスピンミルドグルーブを融合。あらゆるライ・状況から最適なスピン量を引き出します。


4. 高い耐久性を備えたグルーブ
ボーケイのグルーブは熱処理を施すことで耐久性を約2倍に高めています。スピン性能を長く維持できるのも、SM11を選ぶ理由のひとつです。




■ 仕上げの種類

SM11はヘッド仕上げを3種類から選べます。


ツアークローム
シルバー系の定番仕上げ。光の反射が少なく、構えたときの見た目がすっきりしています。


ジェットブラック
黒系の仕上げ。太陽光の反射を抑えたい方や、引き締まった見た目を好む方に人気です。


ニッケル
光沢のある明るい仕上げ。高級感があり、コースで存在感を放ちます。




■ 6種類のグラインドと選び方

SM11最大の特徴が、6種類のグラインド(ソール形状)です。自分のスイングタイプとコースコンディションに合わせて選ぶことで、ウェッジショットの可能性を最大限に引き出せます。


Fグラインド(フルソール)
フルショット向けに設計された伝統的なフルソールタイプ。あらゆるライから安定したコンタクトをサポートします。フルスイングで確実な距離と方向性を求めるゴルファーに最適です。


Mグラインド(万能グラインド)
ボブ・ボーケイお気に入りのグラインド。フェースを開いたり閉じたりしてショットを打ち分けるプレーヤーのために設計されています。バウンスと操作性の理想的なバランスを備えた万能グラインドです。


Sグラインド(スクエアフェース向け)
フェースをスクエアに構えてプレーするゴルファーに理想的です。さまざまな芝質やライから安定したコンタクトを実現します。


Dグラインド(ハイバウンス)
バウンス効果をしっかり感じたいプレーヤーのために設計されています。スイングが鋭角で、ディボットが深くなるタイプのプレーヤーに最適。柔らかい砂や芝でも、クラブが抜けやすいグラインドです。


Tグラインド(ローバウンス)
ローバウンスを求めるプレーヤーに最適です。ヒール・トウ・トレーリングエッジの逃がしを最大限に施し、硬めのコンディションでも多彩なショットメイクを可能にします。


Kグラインド(バンカー特化)
ボーケイラインアップの中で最もバウンス角が大きく、ソフトな砂やラフでの安定性に優れています。ワイドソール形状がミスを軽減し、バンカーや柔らかいライで抜群の寛容性を発揮します。


※グラインドの説明は、タイトリスト公式サイトの情報をもとに作成しています。詳細仕様は公式サイトをご確認ください。




■ 100切りゴルファーへのおすすめグラインド

6種類のグラインドは、スイングのタイプやレベルによって向き不向きがあります。

100切りを目指すゴルファーには、以下のグラインドがおすすめです。


1本目(56度・バンカー脱出用)→ FグラインドまたはKグラインド
フルショットとバンカーショットがメインの使い方なら、安定性の高いFグラインド、またはバンカーに特化したKグラインドが扱いやすいです。

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2本目(52度・距離のギャップ埋め用)→ Fグラインド
フルショットをメインに使う番手なので、伝統的なフルソールのFグラインドが最もシンプルで使いやすいです。


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ウェッジの選び方についてはウェッジ 選び方|初心者が最初に買うべき2本の考え方で詳しく解説しています。




■ SM11の価格とラインナップ

新品価格
SM11の価格は1本あたり¥29,700(公式サイト価格)です。ロフト角は44度から60度まで幅広く、グラインドも6種類から選べるため、自分のスタイルに合った1本を見つけやすいのが特徴です。


中古相場の目安(2026年現在)
SM11は2026年発売の最新モデルのため、中古市場への流通はまだ限られていますが、流通が増えるにつれて¥16,000〜¥20,000前後が相場になると予想されます。

ひとつ前のモデルSM10(2024年)であれば、すでに中古市場で¥15,000〜¥18,000前後で流通しています。SM9(2022年)は¥12,000〜¥15,000前後、それ以前のモデルは¥10,000以下で探せます。

「まずボーケイを試してみたい」という方は、SM10やSM9の中古から始めるのもひとつの選択肢です。


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ショップオーナーより:ボーケイを長く使うために

世界中のツアープロが選び続けるボーケイSM11。その高いスピン性能を支えているのは、精密に設計されたグルーブです。

しかし、どんなに優れたグルーブも、キャディバッグの中でヘッド同士がぶつかり合うことで少しずつ傷ついていきます。溝が傷つくとスピン量が変わり、同じスイングでも飛距離や止まり方にバラつきが出てしまいます。

せっかく手に入れたボーケイSM11の性能を長く維持するために、ウェッジカバーで溝を守る習慣を持ってください。



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