2026/08/18 11:06

ゴルフを始めると、誰もが最初の目標として「100切り」を掲げます。しかし、実際に100を切れているゴルファーはどのくらいいるのでしょうか。
アマチュアゴルファー全体で見ると、100を安定して切れているのは全体の半数程度とされています。10年以上ゴルフを続けても100を切れない方も少なくなく、いかに100切りの壁が高いかが分かります。
では、なぜ多くのゴルファーが100の壁を越えられないのでしょうか。技術的な問題だけでなく、実は「考え方」に大きな原因があります。
① 100切りとはどういうことか
まず数字で整理してみましょう。18ホールのパーの合計は通常72打です。全ホールをボギー(パー+1)で回ると90打になります。
全ホールボギー :90打
100切り :99打以内
つまり、全ホールボギーペースで回れれば90打で上がれます。100切りはそこからさらに9打の余裕があります。言い換えると、ボギーペースで回りながら9ホールでダブルボギーを叩いても、まだ100を切れる計算になります。
これだけ聞くと「意外と余裕があるのでは?」と感じる方も多いでしょう。しかし現実には、多くのゴルファーがこの余裕を使い切ってしまっています。その最大の理由が「ワンチャンいけるかも」という考え方です。
② 「自分のパー」を設定する
100切りを目指すゴルファーに提案したいのが、「自分のパー」を設定するという考え方です。
各ホールのパーに+1した数字を「自分のパー」として設定します。
パー3のホール :自分のパーは4打
パー4のホール :自分のパーは5打
パー5のホール :自分のパーは6打
この考え方に切り替えるだけで、コース上での判断が大きく変わります。
例えば、パー4のホールで「自分のパーは5打」と考えると、2打でグリーンに乗せる(2オン)必要がなくなります。3打でグリーンに乗せて(3オン)、2パットでホールアウトする。これが自分のパーです。
3オンを狙えば、無理に距離の出るクラブを使う必要がありません。確実に打てるクラブで、確実に前進する。これだけでミスが大幅に減ります。
③ なぜ「自分のパー」を守れないのか
しかし「分かってはいるけど、できない」という方がほとんどではないでしょうか。その理由はシンプルです。「ワンチャンいけるかも」という根拠のない賭けに出てしまうからです。
よくある場面を見てみましょう。
・その日思いついたスイングをコース上で試してしまう:別のミスが出て、その日一日スイングが迷走してしまう
・2オンを狙い、普段練習していない番手を使う:慣れないクラブのミスショットが大叩きにつながる
・林に入って、真横が開いているのに前方の狭い隙間を狙う:木に当たってさらに深みにはまる
・前のホールで大叩きして、次のホールで無理に取り返そうとする:焦りから判断が狂い、またミス
どれも「ワンチャンいけるかも」という根拠のない賭けから生まれるミスです。100切りを目指す段階では、このような場面こそ「自分のパー」に立ち返ることが大切です。
④ 根拠のあるチャレンジをしよう
ゴルフはスポーツです。チャレンジすることは大切です。ただし、根拠のあるチャレンジと根拠のない賭けは全く別物です。
根拠のあるチャレンジ:練習で何度も成功しているショット、自分の得意な距離からの攻め
根拠のない賭け:滅多に成功しないショット、苦手な距離からの強引な攻め
100切りを目指す段階では、根拠のない賭けに出る必要はありません。まず「自分のパー」を守ることを最優先にして、ホールアウトするまでその意識を持ち続けることが大切です。
ゴルフは自分との闘いです。「ワンチャンいけるかも」という誘惑に打ち勝つことが、100切りへの最短ルートです。
ショップオーナーより:考え方を変えれば、スコアは変わる
技術を磨くことはもちろん大切ですが、考え方を変えるだけでスコアは大きく変わります。「自分のパーを設定してホールアウトまで守り続ける」。シンプルですが、これを18ホール徹底できれば、100切りは、ぐっと近づきます。
次回はゴルフ 初心者 100切り2として、コースでスイングを変えてはいけない理由について解説します。
[▶ ゴルフ 初心者 100切り2|コースで思いついたスイングをしない]
大切なウェッジの溝を守ることも忘れずに。アプローチを繰り返すほどフェースの溝が傷つきます。ウェッジカバーで溝を守る習慣を持ちましょう。
[▶ 大切なウェッジの溝を守る。ウェッジカバーはこちら]
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