2026/09/01 10:57



前回のゴルフ 初心者 100切り 9|左足上がりの打ち方では、傾斜地からのショットシリーズ第1回として左足上がりの対処法を解説しました。

今回は、目標方向に向かって傾斜が下る「左足下がり」です。4種類の傾斜の中でも特にミスが出やすいライですが、基本を押さえれば大叩きを防げます。




① 左足下がりとは

左足下がりとは、目標方向に向かって下っていく傾斜のことです。フェアウェイの後半やグリーン手前など、コースのいたるところで出会います。4種類の傾斜の中では最も難易度が高いとされ、以下の点に注意が必要です。


・ボールが上がりにくい
・トップやダフりが出やすい
・右に曲がりやすい




② 左足下がりの特徴と注意点

■ ボールが上がりにくい
傾斜の影響でロフト角が実質的に小さくなるため、ボールは低く出やすくなります。無理に上げようとすくい打ちをすると、トップやダフりの原因になります。


■ トップやダフりが出やすい
傾斜の最下点が右足側にあるため、フラットなライと同じ感覚で振るとクラブが先に地面に当たったり、ボールの上を叩いてしまったりします。


■ 右に曲がりやすい
左足下がりでは傾斜の影響でクラブを安定して振り抜きにくく、アウトサイドから鋭角にクラブが入りやすいため、球が右に曲がりやすくなります。目標より少し左を向いて構えることで補正できます。




③ アドレス

■ 傾斜なりに構える
重力に対してではなく、傾斜面に対して垂直に構えます。左足下がりの場合、体が傾斜に沿って左側に傾いた形になり、左肩が右肩より下がります。無理に体を起こそうとすると、スイングが不安定になります。


■ 体重は左足寄り
傾斜なりに構えると、体重は自然と左足寄りになります。この体重配分を保ったまま振り抜くことが安定したショットにつながります。


■ ボールの位置
ボールはやや右足寄りに置きましょう。傾斜の最下点が右寄りになるため、ボール位置を変えずに打つとダフりの原因になります。




④ スイング

■ 傾斜に沿って低く振り抜く
傾斜なりに構えたら、そのまま傾斜に沿ってクラブを低く長く振り抜きましょう。無理に体を起こしながら振ると、トップやダフりにつながります。


■ 手首を使わずコンパクトに
左足下がりは体のバランスを崩しやすい傾斜です。手首を使った大きなスイングではなく、コンパクトなスイングを心がけましょう。


■ 無理に上げようとしない
ボールが上がりにくい傾斜ですが、無理にすくい上げる必要はありません。低い球でグリーンを狙う、あるいは転がしを使うイメージを持つと安定します。




⑤ クラブ選択

左足下がりでは球が低く出て実質的なロフトが減るため、フラットなライよりロフトの大きいクラブを選びましょう。

例えば、フラットなライで7番アイアンを使う場面なら、左足下がりでは8番か9番アイアンを選ぶのが目安です。傾斜が急なほどロフトの大きいクラブを選ぶ必要があります。




ショップオーナーより:左足下がりは無理せずコンパクトに

左足下がりは4種類の傾斜の中でも特にミスが出やすい傾斜です。傾斜なりに構えて、無理に上げようとせずコンパクトに振り抜く。この2点を意識するだけでも、大叩きを防げます。


次回はゴルフ 初心者 100切り 11として、つま先上がりの打ち方について解説します。

[▶ ゴルフ 初心者 100切り 11|つま先上がりの打ち方]


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