2026/09/02 14:38

前回のゴルフ 初心者 100切り 10|左足下がりの打ち方では、目標方向に下る傾斜への対処法を解説しました。今回は、ボールが足元より高い位置にある「つま先上がり」です。フェアウェイの片側が盛り上がった地形などでよく出会うライで、左足上がり・左足下がりとは違う調整が必要になります。
① つま先上がりとは
つま先上がりとは、ボールが自分の足元より高い位置にあるライのことです。フェアウェイの片側が盛り上がっている場所や、山側に向かって斜面が上がっている場所でよく出会います。以下の点に注意が必要です。
・ボールが近く感じる
・左に曲がりやすい
・インサイドアウトの軌道になりやすい
② つま先上がりの特徴と注意点
■ ボールが近く感じる
傾斜の分だけボールが体に近づくため、いつもの距離感で構えるとクラブのトゥ側から先に地面に当たってしまいます。グリップを短く持つことで、平らなライと同じ距離感を作れます。
■ 左に曲がりやすい
つま先上がりでは自然とインサイドアウトの軌道になりやすく、普段フェード系の球筋の人でも、ドローやフック寄りの球が出やすくなります。目標より少し右を向いて構えることで補正できます。
■ インサイドアウトの軌道になりやすい
ボールが近い分、体の回転よりも手や腕が先に動きやすく、スイングのバランスを崩しやすい傾斜です。手首をこねず、体の回転で振ることを意識しましょう。
③ アドレス
■ 前傾角度を浅くする
傾斜の分だけグリップの位置が高くなるため、平らなライのときより前傾角度を浅くします。グリップからボールまでの距離を、平らなライのときと同じに保つのがポイントです。
■ スタンスはやや狭めに
つま先上がりでは、スタンスをやや狭くすることで、平らなライのときと目線の高さを合わせやすくなります。
■ ボールの位置はいつもよりやや右
ボール1個分ほど右寄りに置くと、傾斜による引っかけを防ぎやすくなります。
④ スイング
■ 体の回転でコンパクトに振る
インサイドアウトの軌道になりやすい傾斜なので、いつもより体の回転を意識し、コンパクトなスイングを心がけましょう。
■ 手首をこねない
ボールが近く感じる分、手首を使って調整しようとするとミスにつながります。手首は使わず、体全体で振り抜くことを意識しましょう。
■ しっかり振り抜く
グリップを短く持った分、いつもより振り抜きが小さくなりがちです。最後まで振り抜くことを意識しましょう。
⑤ クラブ選択
グリップを短く持つ分、ヘッドスピードが落ちて飛距離が落ちやすくなります。フラットなライより番手を1つ大きめに選びましょう。
例えば、フラットなライで7番アイアンを使う場面なら、つま先上がりでは6番アイアンを選ぶのが目安です。
ショップオーナーより:つま先上がりは短く持って体の回転で
つま先上がりは、グリップを短く持って平らなライと同じ距離感を作り、体の回転でコンパクトに振り抜く。この2点を意識するだけで、左への引っかけを防げます。
次回はゴルフ 初心者 100切り 12として、つま先下がりの打ち方について解説します。
【▶ゴルフ 初心者 100切り 12|つま先下がりの打ち方】
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