2026/08/01 12:05

前回のゴルフ 初心者1|スコアの数え方と基本用語では、スコアの数え方と基本用語を解説しました。
今回は、ゴルフクラブの種類と役割について解説します。
ゴルフクラブは大きく4種類に分かれており、それぞれ役割が異なります。どのクラブをどの場面で使うかを理解するだけで、コース上での判断がスムーズになります。
① クラブの基本
ゴルフでは1ラウンドで使用できるクラブの本数は最大14本と決められています。クラブは大きく以下の4種類に分かれます。
・ウッド:主にティーショットや長い距離を打つときに使用
・アイアン:中距離から短距離のショットに使用
・ウェッジ:グリーン周りのアプローチやバンカーショットに使用
・パター:グリーン上でカップにボールを転がすときに使用
初心者はクラブセット(10〜14本のセット)を購入するのが一般的です。セットには各種類のクラブがバランスよく含まれています。
なお、この記事の飛距離は一般的な男性アマチュア(ヘッドスピード39〜42m/s)を基準にしています。自分のヘッドスピードの調べ方についてはウェッジ 飛距離|ドライバーの飛距離から知る自分のヘッドスピードで解説しています。
※使用するクラブやシャフトによって飛距離は異なります。あくまで目安としてご参考ください。
② ウッド系
ウッドはヘッドが大きく、遠くに飛ばすことに特化したクラブです。
■ ドライバー(1番ウッド)
全クラブの中で最も飛距離が出るクラブです。
主にティーショットで使用します。ヘッドが大きいため芯を外しやすく、方向性のコントロールが難しいクラブでもあります。
・飛距離の目安:220〜235ヤード前後
■ フェアウェイウッド
ドライバーより小さいヘッドで、フェアウェイからでも打ちやすいウッドです。
番手によって名称があります。初心者には3番ウッドより5番・7番ウッドの方が扱いやすいためおすすめです。
・3番ウッド(スプーン):飛距離の目安 200〜215ヤード前後
・4番ウッド(バフィ):飛距離の目安 190〜205ヤード前後
・5番ウッド(クリーク):飛距離の目安 180〜195ヤード前後
・7番ウッド:飛距離の目安 170〜185ヤード前後
■ ユーティリティ(UT)
ウッドとアイアンの中間的な存在です。
「ハイブリッド」とも呼ばれます。難しいライからでも扱いやすいため、初心者に特におすすめのクラブです。番手はメーカーによって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
・3番ユーティリティ:飛距離の目安 180〜195ヤード前後
・4番ユーティリティ:飛距離の目安 170〜185ヤード前後
・5番ユーティリティ:飛距離の目安 160〜175ヤード前後
・6番ユーティリティ:飛距離の目安 150〜165ヤード前後
※メーカーによって同じ番手でもロフト角が異なるため、購入前にロフト角を確認することをおすすめします。
③ アイアン系
アイアンは番手(数字)が大きくなるほどロフト角が大きくなり、飛距離が短くなります。
一般的なアイアンセットは4番〜9番+ピッチングウェッジ(PW)で構成されています。
■ ロングアイアン(3・4番)
飛距離は出ますが、ロフト角が小さくボールが上がりにくいため、扱いが難しいクラブです。初心者はユーティリティで代用するのがおすすめです。
・3番アイアン:飛距離の目安 185〜200ヤード前後
・4番アイアン:飛距離の目安 170〜185ヤード前後
■ ミドルアイアン(5・6・7番)
中距離のショットに使用します。比較的扱いやすい番手です。
・5番アイアン:飛距離の目安 155〜170ヤード前後
・6番アイアン:飛距離の目安 145〜160ヤード前後
・7番アイアン:飛距離の目安 135〜150ヤード前後
■ ショートアイアン(8・9番)
グリーンを狙う場面で使用します。ボールが上がりやすく、止まりやすいのが特徴です。
・8番アイアン:飛距離の目安 120〜135ヤード前後
・9番アイアン:飛距離の目安 110〜125ヤード前後
④ ウェッジ
ウェッジはグリーン周りのアプローチやバンカーショットに特化したクラブです。
■ ピッチングウェッジ(PW)
アイアンセットに含まれるウェッジです。ロフト角は44〜47度程度です。
・飛距離の目安:100〜115ヤード前後
■ アプローチウェッジ(AW)
48〜54度程度のロフト角を持つウェッジです。PWとSWの間の距離を担当します。
・飛距離の目安:80〜110ヤード前後
■ サンドウェッジ(SW)
54〜58度程度のロフト角を持つウェッジです。バンカー脱出とグリーン周りのアプローチが主な用途です。
・飛距離の目安:65〜85ヤード前後
■ ロブウェッジ(LW)
58〜60度以上のロフト角を持つウェッジです。高い弾道でボールを上げて止めたい場面で使用します。上級者向けのクラブです。
・飛距離の目安:45〜65ヤード前後
ウェッジの選び方や飛距離については以下の記事で詳しく解説しています。
・ウェッジ 選び方|初心者が最初に買うべき2本の考え方
・ウェッジ 飛距離|ドライバーの飛距離から知る自分のヘッドスピード
⑤ パター
主にグリーン上でカップにボールを転がすために使用するクラブです。パターの形状にはいくつかの種類があります。
■ ピン型
細長いヘッド形状で、オーソドックスなタイプです。操作性が高く、幅広いゴルファーに使われています。
■ マレット型
ヘッドが大きく重心が深いため、安定したストロークがしやすいのが特徴です。初心者にも扱いやすいタイプです。
■ L字型(ブレード型)
ヘッドがL字型のクラシックなデザインです。操作性が高く上級者に好まれます。
⑥ 初心者におすすめのセット構成
・ドライバー(1本)
・フェアウェイウッド(5番または7番・1本)
・ユーティリティ(2〜3本)
・アイアン(7番〜9番・3本)
・ピッチングウェッジ(PW・1本)
・アプローチウェッジ(AW・1本)
・サンドウェッジ(SW・1本)
・パター(1本)
合計11〜12本程度から始めるのが無理なく使いこなせる本数です。3番・4番・5番などの番手が小さいアイアンは初心者には難しいため、ユーティリティで代用するのがおすすめです。
ウェッジについては、まずアプローチウェッジ(AW)とサンドウェッジ(SW)の2本から始めましょう。
ゴルフに慣れてきたら、自分のヘッドスピードや距離のギャップに合わせてロフト角ごとのウェッジを追加していくのがおすすめです。詳しくはウェッジ 選び方|初心者が最初に買うべき2本の考え方で解説しています。
ショップオーナーより:クラブを知ることが、スコアアップへの近道
クラブの種類と役割を理解することで、コース上でのクラブ選択に迷いがなくなります。特にウェッジは種類が多く選び方が難しいですが、正しい番手を選ぶだけでグリーン周りのスコアが大きく変わります。
次回はゴルフ 初心者3として、知っておくべき基本ルールについて解説します。
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