2026/08/12 10:56

前回のゴルフ 初心者 アプローチ1|ランニングアプローチの基本と使い方では、最もミスが少ないランニングアプローチについて解説しました。
今回はピッチ&ランについて解説します。ランニングアプローチが使えない場面で活躍する、初心者が2番目に覚えるべきアプローチです。
① ピッチ&ランとは
ピッチ&ランとは、ボールをある程度上げながら転がしてピンに寄せるアプローチです。キャリー(空中を飛ぶ距離)とラン(転がる距離)の比率が1:1が基本で、ランニングアプローチとピッチショットの中間に位置する標準的なアプローチです。
ランニングアプローチの延長線上にある打ち方なので、基本的な打ち方はランニングアプローチとほぼ同じです。ただし、ボールの位置を中央に置き、クラブをAWに変えることで、同じような打ち方でもボールが上がり、キャリーが出るようになります。ランニングアプローチをマスターした方であれば比較的習得しやすいアプローチです。
② クラブ選択とキャリー・ランの比率
ピッチ&ランはクラブによってキャリーとランの比率が変わります。
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クラブ キャリー:ラン
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PW(ピッチングウェッジ) 1:1.5
AW(アプローチウェッジ) 1:1
SW(サンドウェッジ) 2:1
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初心者はAWがおすすめです。AWがない場合はPWを使いましょう。ピンが手前に立っている場合はSWでランを抑える選択も有効です。
例えばピンまで20ヤードある場合、AWを使えばキャリー10ヤード・ラン10ヤードで寄せることができます。
③ アドレス(構え方)
アプローチはボールの位置で球筋が変わります。
・ランニングアプローチ:右足寄り→低い球→よく転がる
・ピッチ&ラン:中央→中程度の高さ→キャリーとランが半々
・ピッチショット:左足寄り→高い球→転がりが少ない
・ロブショット:さらに左足寄り+フェースを大きく開く→最も高い球→ほぼ転がらない
アドレスにはいくつかのポイントがありますが、初心者はまずこの2つだけ意識しましょう。
■ グリップ
アプローチではクラブを短く持ちましょう。グリップのゴム部分の一番下端を持つくらい短く持つことで、スイング軌道が安定しミスが減ります。
■ ボールの位置
ランニングアプローチでは右足寄りにボールを置きますが、ピッチ&ランではスタンスの中央に置きます。中央に置くことでボールが適度に上がり、キャリーとランのバランスが取れます。
④ スイング(打ち方)
スイングも難しく考える必要はありません。初心者はこの2つだけ意識しましょう。
■ 手首を使わない
肩と腕の三角形をキープしたまま、体全体で振ります。手首を使ってしまうと距離感や方向性が不安定になります。ランニングアプローチより少し大きめの振り幅で打ちましょう。
■ 狙い場所
まず、ボールからピンまでの距離を2等分しましょう。AWを使う場合は、その半分の場所がキャリーの落とし場所の目安です。ピンではなく、その落とし場所を見て打ちましょう。
⑤ 使える場面・使えない場面
■ 使える場面
ピッチ&ランが効果を発揮するのは以下の場面です。
・グリーン手前にカラーやラフがあり、ランニングアプローチでは転がしにくい場面
・手前に池やバンカーがあるが、グリーンまで距離がある場面
・二段グリーンで、上の段を直接狙いたい場面
■ 使えない場面
以下の場面ではピッチ&ランは不向きです。別のアプローチを選びましょう。
・砲台グリーンなど高く上げる必要がある場面はピッチショットを選びましょう
・手前にバンカーや池があり、グリーンまで距離がない場合もピッチショットを選びましょう
・深いラフではバックスイングでラフに当たり打ちにくくなります
・ピンまでの距離が非常に短い場合はランニングアプローチの方が適しています
ショップオーナーより:ランニングアプローチが使えないときはピッチ&ランを
グリーン周りでランニングアプローチが使えない場面に遭遇したとき、次の選択肢がピッチ&ランです。基本的な打ち方はランニングアプローチと同じなので、まずランニングアプローチをしっかり身につけてからピッチ&ランに挑戦しましょう。
次回はピッチショットについて解説します。
[▶ ゴルフ 初心者 アプローチ3|ピッチショットの基本と使い方]
大切なウェッジの溝を守ることも忘れずに。アプローチを繰り返すほどフェースの溝が傷つきます。ウェッジカバーで溝を守る習慣を持ちましょう。
[▶ 大切なウェッジの溝を守る。ウェッジカバーはこちら]
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