2026/08/15 10:39

前回のゴルフ 初心者 アプローチ2|ピッチ&ランの基本と使い方では、ランニングアプローチとピッチショットの中間に位置するピッチ&ランについて解説しました。
今回はピッチショットについて解説します。ランニングアプローチ、ピッチ&ランが使えない場面で活躍する、初心者が3番目に覚えるべきアプローチです。
① ピッチショットとは
ピッチショットとは、ボールをふんわり高く上げてグリーンに止めるショットです。キャリー(空中を飛ぶ距離)とラン(転がる距離)の比率は4:1が目安で、ピッチ&ランよりもランが大幅に少なくなります。
手前にバンカーや池などの障害物があり、ボールを高く上げなければならない場面で活躍します。ただし、ランニングアプローチやピッチ&ランと比べると難易度がやや高くなります。
② クラブ選択とキャリー・ランの比率
ピッチショットで使用するクラブはAWまたはSWが基本です。ピッチショットはボールを高く上げる打ち方のため、クラブに関わらずキャリーとランの比率は4:1が目安です。
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クラブ キャリー:ラン
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AW(アプローチウェッジ) 4:1
SW(サンドウェッジ) 4:1
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基本はSW(56〜58度)がおすすめです。ロフト角が大きいほどボールが高く上がり、グリーンに止まりやすくなります。グリーンまでの距離がある場合はAWを使う場合もあります。
例えば、ピンまで15ヤードある場合、ピンまでの距離を5等分して、手前4/5(12ヤード付近)にボールを落として、残り1/5(3ヤード)を転がしてピンに寄せるイメージです。
③ アドレス(構え方)
アプローチはボールの位置で球筋が変わります。
・ランニングアプローチ:右足寄り→低い球→よく転がる
・ピッチ&ラン:中央→中程度の高さ→キャリーとランが半々
・ピッチショット:左足寄り→高い球→転がりが少ない
・ロブショット:さらに左足寄り+フェースを大きく開く→最も高い球→ほぼ転がらない
アドレスにはいくつかのポイントがありますが、初心者はまずこの2つだけ意識しましょう。
■ グリップ
アプローチではクラブを短く持ちましょう。グリップのゴム部分の一番下端を持つくらい短く持つことで、スイング軌道が安定しミスが減ります。
■ ボールの位置
ピッチショットではボールを左足寄りに置きます。左寄りに置くことでクラブのロフト角が最大限に活きてボールが高く上がります。体重は左右均等に配分しましょう。
④ スイング(打ち方)
スイングも難しく考える必要はありません。初心者はこの4つだけ意識しましょう。
■ 手首を使わない
肩と腕の三角形をキープしたまま、体全体で振ります。手首を使ってしまうと距離感や方向性が不安定になります。
■ すくい上げない
ボールを上げようとしてすくい上げてしまうのが最大のミスの原因です。クラブのロフト角がボールを上げてくれるので、すくい上げる意識は不要です。普通に打てばボールは高く上がります。
■ フォローをしっかりとる
インパクトで緩んでしまうと距離感が狂います。バックスイングとフォローが同じ振り幅になるように意識しましょう。
■ 狙い場所
ピッチショットはランが少ないため、ピンのすぐ手前を落とし場所として狙います。ピンではなく、その落とし場所を見て打ちましょう。
⑤ 使える場面・使えない場面
■ 使える場面
ピッチショットが効果を発揮するのは以下の場面です。
・手前にバンカーや池があり、ボールを高く上げなければならない場面
・砲台グリーンを直接狙いたい場面
■ 使えない場面
以下の場面ではピッチショットは不向きです。
・深いラフの中にボールがある:クラブフェースがラフに負けて思うように打てないことがあります
・ピンまでの距離が十分にある場合:ランニングアプローチやピッチ&ランの方が安全です
ショップオーナーより:ピッチショットは「ボールを左寄りに置くだけ」から始めよう
ランニングアプローチ・ピッチ&ランをマスターしたら、次はピッチショットに挑戦しましょう。3種類のアプローチの違いはボールの位置だけと覚えておけば、状況に応じた使い分けが自然とできるようになります。
次回はいよいよ最終回、ロブショットについて解説します。
[▶ ゴルフ 初心者 アプローチ4|ロブショットの基本と使い方]
大切なウェッジの溝を守ることも忘れずに。アプローチを繰り返すほどフェースの溝が傷つきます。ウェッジカバーで溝を守る習慣を持ちましょう。
[▶ 大切なウェッジの溝を守る。ウェッジカバーはこちら]
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