2026/08/27 10:58

前回のゴルフ 初心者 100切り 6|OBより重要なのはOBの後の1打では、OBを打った後の正しい対処法について解説しました。
今回は夏のラフについて解説します。夏のゴルフはラフとの戦いといっても過言ではありません。青々としたコースが美しい反面、ラフに入ったときの難易度は他の季節と比べて格段に上がります。
① 夏のラフが厄介な理由
夏のラフは芝が長く・密になるため、クラブフェースに芝が絡みやすくなります。フェアウェイから打つのと同じ感覚でショットすると、思わぬミスにつながることが多いです。
バンカーに入ったときと同じくらい、+1打を覚悟して対処することが大切です。「ラフに入ったくらい大丈夫」という油断が、大叩きの原因になります。
また、すべての状況に共通することとして、芝が絡むため距離は出にくくなります。距離を欲張らず、まずフェアウェイに戻すことを最優先にしましょう。
② やってはいけないこと
ラフに入ったとき、以下のことは絶対に避けましょう。対処を間違えると、あっという間に大叩きになります。
■ 距離を欲張る
「ラフからでも飛ばせる」と思って長いクラブを選んでしまうのが最大のミスです。夏のラフは長い番手になるほど芝の抵抗を受けやすく、クラブが振り切れなくなります。
■ フルショットする
ラフからのフルショットは芝の抵抗でヘッドスピードが落ち、思った距離が出ません。それどころか、フェースが芝に絡まってとんでもない方向に飛ぶこともあります。
■ トラブルを重ねない
ラフに入った後、さらに次のショットでトラブルに陥ることが大叩きの最大の原因です。
・ラフから打ってまたラフへ
・ラフからバンカーへ
・ラフから池へ
・木を狙って跳ね返りラフに戻る
これらはすべて「距離を欲張った」結果起きるミスです。ラフに入ったら、まず安全にフェアウェイに戻すことだけを考えましょう。
③ ラフの状況を見極める
■ ボールが浮いている場合
一見打ちやすそうに見えますが要注意です。クラブヘッドがボールの下をくぐってしまう「ダルマ落とし」のリスクがあります。ボールをしっかり打ち込む意識を持ちましょう。なお、ヘッドスピードが速い方は「フライヤー」と呼ばれる飛びすぎが起きる場合もあります。
■ ボールが半分沈んでいる場合
芝の抵抗が大きくなります。脱出を最優先に、確実に打てる短いクラブを選びましょう。上から打ち込む意識(ダウンブロー)で打つと芝の抵抗を受けにくくなります。
■ ボールが完全に沈んでいる場合
距離は完全に捨てて、脱出だけを考えましょう。AWやSWで上から鋭角に打ち込み、とにかくボールを前に出すことだけを考えます。無理にグリーンを狙おうとすると大叩きにつながります。
④ 共通の基本ポイント
ラフの状況に関わらず、以下のポイントを意識しましょう。
■ まずフェアウェイに戻すことを最優先にする
グリーンを狙うのではなく、まずフェアウェイに戻すことが最優先です。フェアウェイに戻せれば、次のショットで通常通りのゴルフができます。
■ 短いクラブを選ぶ
残り距離に合わせてクラブを選ぶのではなく、確実に打てる短いクラブを選びましょう。8番アイアンや9番アイアンが基本です。
■ フェースを少し開く
フェースを少し開くことで、芝の抵抗が軽減されヘッドが芝の中を滑りやすくなります。
■ グリップをやや強く握る・短く持つ
芝の抵抗に負けないようにグリップをやや強く握りましょう。また、クラブを短く持つことでスイング軌道が安定します。
■ 素振りで芝の抵抗を確認する
打つ前に必ず素振りをして、芝の抵抗感を確認しておきましょう。実際のショットのイメージが作りやすくなります。
ショップオーナーより:夏のラフは+1打を覚悟して冷静に対処しよう
夏のラフは技術よりも判断力が問われます。距離を欲張らず、ボールの状況を見極めて、確実に脱出できるクラブと打ち方を選ぶ。この判断ができるようになれば、夏のラフに飲み込まれることなく100切りを目指せます。
次回はゴルフ 初心者 100切り 8として、引き続き100切りのためのヒントをお伝えします。
[▶ ゴルフ 初心者 100切り 8|林に入ったら迷わず横に出す]
大切なウェッジの溝を守ることも忘れずに。アプローチを繰り返すほどフェースの溝が傷つきます。ウェッジカバーで溝を守る習慣を持ちましょう。
[▶ 大切なウェッジの溝を守る。ウェッジカバーはこちら]
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